震災から１年。

今日はもうすぐ１年です。

これは仙台のダイビングショップから頂いた仙台市内の「今」の写真だそうです。

１年経った今でもまだ、車で３０分走ると震災の後が残っているようです。

マレア横浜でも去年の震災の日を思い出して書いてみようと思います。

去年のまさに今、津田と加藤と僕でお店番をし、茂木はプール講習にいっていました。

１４：４６分なんでしょうか。

グラ・・・・・グラグラグラ・・・・グラグラグラグラグラグラ！！とお店が揺れて、

「地震だ！」と思いましたが、そんなに大きいとは・・・・その時は思わず

ふじみ野店から、持ってきたばかりの巨大で重いＴＶを棚の上に置いていたので倒れる！と思い支えました。

あれ？揺れが長くない！？と少しスローに感じたのと・・・

高３の時の阪神大震災の揺れ感（揺れが大きいというか長く揺れてる！という感覚）を思い出しましたが・・・・まさか・・・とも思いました。

ウォーターサーバーからガラスを覗くように見ると正面のガラス張りのビルがおおきくたわんで、

隣のビルとぶつかりそうな勢いで揺れていました。

そのすぐ後、ビルの中から多くの人が避難をして１Ｆへ出てきたのが見えました。

まだその時も、大きい地震が久々に来たな程度の認識でした。

しばらく・・・した後、覚えてはいませんが、また道路向いのビルの住人がビルに戻っていったので、

お店で怖かったなーと話していました。

まだ、違う。。。と思っていました。

うろ覚えですが、、、もう１回大きな揺れがありました。

再びテレビを押さえ（倒れないように）自分の体を支えた後、同じように向かいのビルを見ると同じように避難して出てきた人がいました。

その後、人はビルに戻っていき、すぐにカバンを持って出てきていて帰宅するような雰囲気が見られました。

その頃になると、普段のお店前はイオン帰りの方が歩いているのですが、あきらかに多くの人が道路にたくさんいて、駅方向に向かって歩いていました。

これは・・もしかして・・・と緊張してきました。

２回目の揺れ後、津田が茂木をプールに呼び戻しに向かい（茂木はプールの中で揺れたようです）ました。プールの中は揺れ、排水溝のフタは溢れに耐えれず外れたりしましたが、もぐっている２名には怪我なく過ごしていて、震災とは気付かずに講習をしていました。

ゲストの方にはお店に帰ってきてもらって、今日は地震で電車の有無、歩いて帰らないといけない可能性もあるので、日があるうちにと話をして帰宅してもらいました。

電車が止まっているというのをお店前にたくさんいる徒歩帰宅の方から聞きました。

津田・茉莉・茂木には、「もしまた大きな揺れがあったら、お店放棄して（すごい指示ですが）いいからイオンへ逃げなさい！」と指示をしました。

イオンなら地震で閉じ込められても何とか生き延びることができるような気がしたからです。。。

その後は僕は急いでマレアカーを取りに向かい、嫁＆子供（保育園でした）を迎えに行き（すいません私用で使いました）、無事に会うことができました。

子供はマレアカーは中が大きいのでバスみたいだね！と喜んでいましたが、帰りの道は渋滞もし始め、ラジオは震災の緊急放送を流し続け、とても怖い予感がする中、緊張が高まりつつお店へ戻りました。

茂木は自転車で帰宅し、津田・茉莉は電車が止まっているということなので、マレア各店でもスタッフは集まりお店で泊まる・マレアカーで順に送り帰宅させるという指示があり（混乱していましたが）

僕も津田・茉莉をマレアカーで送るということで１７時前にお店に鍵を閉めて車に乗りました。

お店から横浜駅東口の高島屋まで渋滞２時間（普段は１０分くらいです）かかり、

３時間経ったところで津田・茉莉は帰宅する方向が同じなので、徒歩で帰宅しました。

最悪、家族でマレアカー宿泊しないといけないかも・・・とも思いました。

僕はその後２時間程かかり帰宅し、自宅待機しつつ他店のメンバーと連絡を取っていました。

宮古島ツアー中だったので、宮古チームからの電話は繋がるが、こちらからの携帯は繋がらない。

その中、テレビに流れる津波の映像。

今、思い出しても緊張し、表現できない怖さがあります。

みなさんもと思いますが、我が家もその後、防災セットを備えました。

もう二度と震災なんて起こってほしくないと心から思います。

もう１年ですが・・・まだ１年なのですね。

マレアで皆さんから頂きました義援金を仙台のダイビングショップへお届けしました。

クチバシカジカも無事が確認されたようです。

ぜひ、元気になった仙台へツアーへ出かけましょうね。