みなさん、こんにちは！マレア横浜店の竹部です。最近は３月中旬になり、桜もあちらこちらで見られ、かなり暖かい日が多くなって来ましたね。こう暖かくなってくると春を感じます。そして、春が来れば梅雨を経て夏となります。
ドライスーツからウェットスーツに変わるシーズンとなります。毎年、このタイミングでドライスーツをクリーニングに出すのがベストなのですが・・・出し忘れてしまう方が多かったりするので今回はタイトルにある通り一足お先にドライスーツのクリーニングについてお話させて頂きたいと思います。
マレアではスーツはワールドダイブさんにお世話になっているのですが・・・
そもそも、ドライスーツのクリーニングはどんな事をしているのか？
①スーツのシャンプー（洗浄）
②リンス（柔軟剤）
③ファスナーのケア（潤滑化）
この３つに大きく分けられます。
①のシャンプーでは専用のシャンプーを使用してドライスーツをキレイに洗って、汚れや汗などから発生する不快な臭いや雑菌などを取り除き、スーツ内部のコンディションを整えて劣化を防ぐ効果があります。
②のリンスでは専用のリンスを使用して静電気防止や白色ワセリンによる皮膚との摩擦の防止など、繊維の柔軟性をよみがえらせソフトに仕上げてくれます。
③のファスナーケアでは防水ファスナーにワックスを塗り、滑りやすくスムーズにしてくれます。
特にファスナー部分はダイビングで使用した前後に日々のメンテナンスが十分でないと青白く錆が出ることなどがあります。なので、とてもありがたいと思います。
またドライスーツの内部は服を着たまま濡れない構造となっている為、ダイビング中に発汗した汗などは全てスーツ内部に吸収されてしまいます。クリーニングに出さずに使用を続けると悪臭の原因となります。
ぜひ、ウェットシーズンの切り替えのタイミングで一年に一度のメンテナンスとしてドライスーツを労ってあげましょう。
また、ドライスーツのクリーニングと一緒に合わせて行いたいのがバルブのオーバーホールになります。ドライスーツの胸の吸気バルブと左肩の排気バルブ、手首のリストバルブこれらを分解洗浄して、クラック（ひび割れ）などの以上がないか確認してくれます。またスムーズにバルブが作動するように内部にグリスアップなども施してくれます。
国内でダイビングするにはドライスーツシーズンがどうしても長くなりがちになります。その長いドライスーツシーズンを安全に快適に過ごす為にはドライスーツのクリーニングとオーバーホールは必須と言えます。
ぜひぜひ皆さんもドライスーツのクリーニング、オーバーホールをしましょう。
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